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銀行の融資プラットフォームについて解説!実例についても紹介

銀行の融資プラットフォームについて解説!実例についても紹介

2023年3月24日
この記事のポイント1クラウドサービスとは?2プラットフォームとは?3SMBC信託銀行ときらぼし銀行がnCinoのクラウド型融資プラットフォーム採用4山陰合同銀行と群馬銀行ではセイコーの電子契約サービスを採用

近年、銀行の融資分野でインターネットを活用したクラウドサービスの活用が進んでいます。共通の情報基盤により、他行や顧客とも情報の共有がしやすくなり、ペーパーレスの観点からも紙書類の削減につながります。銀行のシステムは銀行ごとに異なりますが、外部のクラウドサービスであれば共通のプラットフォームとして複数の銀行で利用しやすくなります。そこで今回は、銀行の融資プラットフォームを解説し、実例についても紹介いたします。

クラウドサービスとは?

クラウドサービスは、従来はユーザーが手元のコンピューターで利用していたデータやソフトウェアを、ネットワークを経由してサービスとしてユーザーに提供するものです。ユーザーがパソコンやスマートフォン、Webブラウザ、ネット環境などの最低限の環境を用意すればどの端末からでもさまざまなサービスを利用できます。これまでは、ユーザーがコンピューターのハードウェア、ソフトウェア、データを自ら保有、管理し利用していました。しかし、クラウドサービスを利用すれば、機材購入やシステムの構築、管理などにかかっていたさまざまな手間や時間を削減でき、業務の効率化やコストダウンが図れます。

プラットフォームとは?

プラットフォームは、システムやサービスを動かすための土台や基盤の環境を指します。どのようなものをプラットフォームと呼ぶかは、業種やジャンルによって異なります。Webサービスでは、オンラインショップのAmazonや楽天など「情報や商品を提供する場」がプラットフォームと呼ばれます。これを今回の記事の銀行に当てはめると「融資などを提供する場」となります。

SMBC信託銀行ときらぼし銀行がnCinoのクラウド型融資プラットフォーム採用

2022年11月8日、SMBC信託銀行が提供する住宅ローンサービスのデジタル化基盤としてnCino Bank Operating Systemの導入が完了したと発表しました。また、2021年12月6日にはきらぼし銀行もnCino Bank Operating Systemを採用し、日本IBMが導入支援を行うと発表しました。

採用の背景

SMBC信託銀行は、10年後のビジョンとして「グローバル化・高齢化・デジタル化が進展する中、外資や不動産などお客様のトータルアセットの管理・運用・承継で最も信頼され社会に貢献できる信託銀行」となることを掲げています。その実現に向けての過程として「効率化」「既存ビジネスの強化」「新たな成長」に取り組んでおり、その戦略の柱である「デジタルを活用したオンライン営業と業務効率化の推進」の一環としてnCino Bank Operating Systemを導入しています。きらぼし銀行では、デジタルトランスフォーメーション推進による経営基盤の改革を掲げており、地域経済・地域社会の持続的発展への貢献に向けたDXの推進を目的として採用に至っています。

今後の展開

SMBC信託銀行は、nCinoの高い柔軟性と拡張性を活かし、e-KYC、電子契約などの外部ソリューションとの連携、取り扱い業務の拡張、業務の更なる高度化を実行可能な業務基盤を構築し、お客様へのサービス向上を図るとしています。きらぼし銀行では、専門性が高く煩雑な事業性ファイナンス業務を効率化し、透明性を向上させ、コンプライアンスとリスク管理体制の強化による事業成長を目指すとしています。

山陰合同銀行と群馬銀行ではセイコーの電子契約サービスを採用

山陰合同銀行では、2022年7月25日よりセイコーソリューションズの金融機関向け電子契約サービス「融資クラウドプラットフォーム」の利用が開始されました。また群馬銀行でも、2021年10月18日より同サービスの利用が開始されました。

採用の背景

山陰合同銀行では、事業性融資、住宅ローン共通で利用できる点や他の金融機関での採用実績から「融資クラウドプラットフォーム」が採用されました。同サービスにより、融資業務の契約の際に電子的な締結を行うサービスを短期間でコストを抑え立ち上げることに成功しました。群馬銀行では、融資業務の印鑑レス、ペーパーレス化をサポートするために採用されました。同サービスにより、事務作業削減、業務効率化、ペーパーレス化を図ることが可能になりました。

融資クラウドプラットフォームの特徴

融資関連業務の電子化を共通サービスとして標準化しているので、低コストかつ短期間での導入・運用が可能です。Web申し込み、電子契約サービス、ユーザー用マイページなどがワンシステム化しているので、関連業務の拡張が容易であり、個人向け融資、事業性融資契約など、契約の種類を問わず利用可能です。

まとめ

このように、金融機関のクラウドの利用は広がっています。安全性への懸念などから、銀行のシステムを完全にクラウドに移すには課題が多いですが、コスト面の優位性や、業務量の増減に対応しやすい優位性などメリットを活かせる部分においては導入の動きが今後も拡大を続けるでしょう。もしクラウドサービスを取り入れることを考えている金融機関の企業様は、まず紙書類から文書管理化してはいかがでしょうか。文書管理をすることでペーパーレスによる環境保全はもちろんのこと作業の効率化、コスト削減などが見込めます。文書管理のご相談は、SRIにご連絡ください。企業様に合わせたマネジメントやアドバイスもしてまいります。

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